「秒で解ける数学の問題」がテーマのハイスピード数学プロブレム。
今回は「少なくとも1つの複素数が1かどうか」に関する命題の真偽の問題です。
問題
解答
リンク
解説とこぼれ話
計算量を考えると無我夢中に連立方程式を解くというのは避けたい問題です。
「少なくとも1つが1である」というある種"フワっとした条件"を1本の等式にまとめて言いかえる、そしてその等式を"ゴール"に設定することで簡明な解法になりました。
また別解のように「対称式の値が与えられているから解と係数の関係だ!」と"スタート"すなわち与えられた条件から攻める方法もあります。こちらの解法のメリットは1になる数以外の複素数もすべて求められることにあります。
ハイスピード数学プロブレム(ハイ数)とは?
解法次第で「ハイスピードに解ける」数学の問題とその解説を随時ゆるーく紹介します。
一風変わった問題で頭の体操にいかがでしょうか。
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