【問題】フラーレンの構造と数学【ハイスピード数学プロブレム042】
「秒で解ける数学の問題」がテーマのハイスピード数学プロブレム。
今回は化学と数学の共演。
いわゆるフラーレンの六員環の個数を組合せ論の見地から考えます。
問題
解答
リンク
解説とこぼれ話
今回は最後の決め手として「オイラーの多面体定理」を用いました。
フラーレンにもいくつか種類がありますが、これらの五員環の数や六員環の数もオイラーの多面体定理が活躍します。
また今回は利用していませんが、有機化学における有機化合物の構造決定では数学の一分野である群論が活躍することが広く知られています。
なお、今回は以前の記事の問題の類題でもあります。
こちらもぜひご覧ください。
ハイスピード数学プロブレム(ハイ数)とは?
解法次第で「ハイスピードに解ける」数学の問題とその解説を随時ゆるーく紹介します。
一風変わった問題で頭の体操にいかがでしょうか。
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