【問題】解から方程式の決定その2【ハイスピード数学プロブレム020】
「秒で解ける数学の問題」がテーマのハイスピード数学プロブレム。
今回も3次方程式の解についての問題です。
前問のように「解と係数の関係」を使わずに済むのでしょうか?
問題
解答
解説とこぼれ話
前回は関数のグラフの平行移動の考え方と同じく、逆像を考えることで方程式自体を変形することに成功しました。
しかし、今回は「2乗」であり、逆像を考えることができません。そこで必要十分性を維持するために6次方程式を経由させました。
では「3乗」ならどうするのでしょうか。
の根つまり1の3乗根 を用いて のように3乗して となるものを考えることで今回と同様の手法が取れます。(手間はかかります。)
ハイスピード数学プロブレムとは?
解法次第で「ハイスピードに解ける」数学の問題とその解説を随時ゆるーく紹介します。
一風変わった問題で頭の体操にどうぞ。
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